【タイトル】
【6/14金】心のバリアフリー ~補助犬たちがやってきました ♪ ~【本文】
6月14日(金)、4匹の補助犬たちが源氏前小にやってきました!5月8日の「校長のつぶやき」に掲載していた、補助犬出前授業の日でした。 来年、東京都でデフリンピックが開催されます。耳の聞こえないアスリートのためのオリンピックです。私たちの身の回りにも、耳の聞こえない方や目の見えない方、身体の不自由な方など、身体に不自由のある人たちが、社会の中で一緒に生活をしています。バリアフリーなどと共に、その方々の生活をサポートするワンちゃんたちについて学んでほしいと考え、いろいろなつながりや協力を得て、今回の出前授業が実現しました。 源氏前小に訪れたのは、聴導犬のマルコちゃん、盲導犬のアールくん、介助犬のノースちゃん、そして教育補助犬で、先月、補助犬協会理事の朴さんと一緒に学校にきてくれた、ルーカスくんの4頭です。 はじめに、7:30ごろから来校していただき、昇降口で、子どもたちを出迎えてくれました♪子どもたちは、大喜びです! (朝7:30に到着した、講師の補助犬協会の方々) (昇降口のウサギ「マロン」と遭遇した、ルーカスくんとアールくん) (登校した子どもたちをお出迎えw) (聴導犬マルコちゃんと講師の福永さん) (盲導犬アール君と講師の青木さん) 市民科集会のために、体育館に移動します。3階の体育館。エレベーターがないので、車いすの講師・安杖さんは、男性教職員が階段で車いすごと持ち上げる支援をしました。そして、講師の皆さんと、授業の視察で来校した、東京大学の飯野先生、平林先生も一緒に、私も入って、パチリ! いよいよ市民科集会のスタート!全校児童が、補助犬たちの特技を目の当たりにしました。盲導犬が壁や正面の人にぶつからないようにストップしたり、介助犬が携帯禅話を探して持ってきたり、聴導犬がキッチンタイマーが鳴っているのを知らせてくれたり…!!「すごーい!」「かしこーい!」の声が自然とあがります✨ 集会の時間はあっという間に過ぎました。最後はその場で立候補した3年生・4年生の子どもたちが、感想とお礼を言ってくれました、すばらしい(パチパチ)!! みんなでお礼を言って退場しました。 この後は、4年生が体育館に残って、特別授業を行いました。4年生の国語には点字の学習があるので、関連している関係で4年生に決定しました。 はじめは、朴さんから、補助犬は3つの種類があることを教わりました。 続いて、青木さんから、盲導犬アール君のお話を受けました。 電車に乗るとき、アール君に「チェア」と命令すると、アール君は空席を探して、教えてくれるのです!みんな驚いていました! 介助犬ノースちゃんは、安杖さんが落とした財布や、薄いカードも床から拾って届けていました!また、隠した携帯を探して見つけて、それを安杖さんに渡すことができました! 聴導犬マルコちゃんは、目覚ましのタイマーが鳴ると、寝ている福永さんの上に飛び乗って、ベットから状態が起き上がるまで、起こす作業を繰り返し続けました! この後、「自分たちの身の回りにある施設や情報、ルールなどについて、誰かのことは考えられているけれど、誰かのことはうっかり忘れられていないかな?」と考えたり、意識して生活したりしてほしい、とのお話がありました。 最後に、質問タイムです。「補助犬には、どうしてゴールデンレトリーバーが多いのですか?」など鋭い質問がいくつも出ました。※「ゴールデンレトリーバーは環境に慣れやすく、順応性が高いのです」との理由でした! 素晴らしい学びと交流の機会となりました。講師の皆様、本当にありがとうございました✨ 今日の授業は、品川ケーブルテレビの取材が入りましたので、放映時期につきましては、後日連絡させていただきます。お楽しみに☆彡 校長 坂詰 晃【添付ファイル】
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